“残念ながら、設備競争がどうしても不可能な分野があります。例えば、各家庭に光ファイバーを引きこむような事はこれにあたります。
このような事は、NTTの場合は明治時代から使っている管路をそのまま使えるからこそ出来るのであり、新興会社ではとても採算に合いません。CATV会社はやっているではないかと言われるかもしれませんが、CATV会社が採算が取れたのは、「難視聴対策費」という安定的な固定収入があった故であるともいえます。
ソフトバンクは不可能に見える事にも挑戦する会社であり、現実に「自前の光回線計画」も推進したのですが、現在の枠組みの中では厖大な損失を出し続けざるを得ないことが判明した為、これを断念、NTTの回線を使わせてもらってISPの地位に甘んじる道を選ばざるを得ませんでした。
KDDIは東電の光回線サービス会社を買収し、NTTと全面的に競争する構えを一応は見せていますが、これが辛うじて可能なのは大都市の都心部だけであり、地方においてはNTTの回線を開放するように既に求めています。(小野寺社長の最近の談話。)
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