「YouTubeの帯域利用料はゼロ」:ネットワーク構造の変化で | WIRED VISION (via syoichi)
“2007年当時、インターネットのトラフィックの大部分は、3万ブロックのサーバー群(専門的にはAS番号)を通して配信されていた。2009年現在では、150ブロックが、ネットトラフィックの半分をまかなっている。
これらのブロックには、Google社のほか、米Akamai社や米Limelight Networks社などの、人気上昇中の安価なコンテンツ配信ネットワーク(CDN)が含まれている。CDNは、Wired.comのようなウェブサイトのコンテンツを、サーバーファームからネット中に提供する。多くの場合、独自でホスティングするより料金がはるかに安い。この結果、トラフィック全体は推計で年間40%増加しているが、帯域にかかるコストも、通信サービスの利益率も低下している。
Google社のネットワークやCDNが成長したことにより、どこがどこに接続料を支払うかという経済学は、ネット初期より複雑さが増している。かつて、お金はピラミッドを上へ流れていた――小規模なISPが地域ISPへ、そこから大規模なISPへ、さらにバックボーンの事業者へと。現在では、Google社は米Comcast社に対し、同社のローカル・ケーブルテレビのISPネットワークに『Google Tube』を直接接続するという料金の支払いを求めている可能性がある。この場合、YouTubeのビデオやGoogleの検索結果は表示が速くなり、YouTubeが自分たちのネットワークで遅くならないことをISPは自慢できる。ライバルのDSL業者に対する商業的なアドバンテージになる可能性がある。
”